はい!てんぷらちゃん

ゲームで義務教育を終えた男がスマブラや学問を通じて考えたことを殴り書きするブログ

英語学習の覚え書き

最近スマブラ海外勢の友達と久しぶりに会って話す機会があり、お互いの言語について話すことが多くありました。
「そういえば自分ってどうやって英語を身に付けてきたのだろう」と振り返るきっかけが与えられたのでメモ書きとして。

 

背景

私の英語に関する経歴としては、中学で赤点、高校で盛り返してそこそこ得意科目、大学では結構英語を使う環境で、第二言語習得という分野を専攻していました。

今は仕事ではそんなに英語を使ってないです。
仕事でごくまれに翻訳案件があったり、たまに海外の取引先がいたり等。
技術系のドキュメントやチュートリアル動画、海外大会関連で触れることが一番多いです。

一番勉強したのが高校生~大学生の頃だったので、その時を振り返りつつ意識したことをいくつか紹介します。


高校時代

モチベーション

初っ端から意識とは関係ない内容ですが、モチベーションは重要なファクターだったと思います。

受験勉強として英語に取り組みつつも、「目先の受験に囚われてるのはダサい、自分はもっと将来を見据えて生きていくための技術として英語を学ぶんだ」という逆張りかつ現実逃避の思い込みをしながら取り組んでいました。

また高校と予備校に1人ずつ、それぞれ別ベクトルで尊敬できる英語の教師がいました。

それなので、

- 道具として英語を使えるようになりたい

- 尊敬する教師のように論理的に考えられ、教養がある人物になりたい

あたりが主なモチベーションでした。

文法

私はとにかく文法から入りました。

私はルールを覚えて当てはめる人間なので、このアプローチは相性が良かったです。
文法を覚えて構文解釈ができれば文の解釈が決まるという安心感がありました。

音読

たぶん次に音読を意識していました。

文法が分かると意味の切れ目が分かるので、音読の際に意味を意識しやすくなったのを覚えています。
意味の切れ目単位で一息でしゃべれるようになると流暢さが上がることを感じました。
格ゲーの長いコンボを分割しながら練習する感覚と同じだと思います。

文法を意識しながらシャドーイングをすると自然と英語らしいイントネーション(文単位での抑揚)になり、そのままさらにネイティブっぽく喋ってみようと発音やアクセントが意識されたのを覚えています。

 

大学時代

テンプレを覚える

スピーチ用、エッセイ用のテンプレを覚えさせられました。
フォーマット(Intro, Body, Conclusion)や頻出フレーズ (Today I'm going to talk about~みたいなやつ)  を覚えることで、コンテンツに割く意識を増やしたり、アウトプットのスピードを上げられたりしました。
トレモでコンボが安定すれば差し合いに意識を割けるようになるのと同じだと思います。

動詞句、語彙のチョイス

ネイティブスピーカーの発話を聞いていると、日常会話で使われている単語が基本的な語彙 (get, take, make, goとか) であることが多く、単語帳で勉強してきた謎の単語たちが使われていないことに気付きました。

語源を考えると、基本的な語彙は英語の祖先であるゲルマン系の語彙であることが多く、小難しい雰囲気の語彙は大体フランスやギリシャローマが元ネタなことが多い気がします。

日本語に置き換えると、漢語やカタカナ語より和語の方がなんとなく馴染みがあってカジュアルな感じになるのと近いと思います。

できるだけゲルマン系の基本的な語彙 (get, take, make, goとか) と前置詞から成る動詞句で表現できるものを増やすと日常会話っぽくなるかなと思い、覚えようとしていました。

適切な訳は分からないですが、多分こんな雰囲気なんじゃないかなと思います:

I will progress from Pools.  予選突破する
I will make it out of Pools. 予選抜ける

うろ覚えの第二言語習得論の観点から振り返り

もうほとんど覚えていないですが、私は一応この分野の専攻だったので、「自分がやってきたことって理論的にはどうだったんだろう」という振り返りをうろ覚えでしてみます。

モチベーションの話

モチベーションにはいろいろ種類があり、内発的なもの、外発的なものに加え、どういう自分でありたいか、といった認識もその範疇にあるみたいです。

尊敬する教師を通じて、英語を話す自分の理想像のようなものを持てていたのは大きかったようです。

また、英語で話さなければいけない環境に放り込まれると、否が応でも「話せない自分」というネガティブな自己認識と向き合わざるを得ないので、そういった刺激も時には効いていたかもしれないです。

 

参考

www.nihongo-appliedlinguistics.net

文法とか語源とかの話

人間が第二言語を習得するにあたり、無意識に覚える割合と認知・分析的に覚える割合を考えたときに、ある程度成長したら後者の割合の方が大きくなる、みたいな話があります。

ふわっと世論として「文法よりもコミュニケーションでしょ」みたいな風潮がある気もしますが、大人になってしまった今、ルールや周辺知識から身に付けていくアプローチも結構理に適っていそうです。

文法のルールや語源について合理的にとらえる方法はそういう意味ではハマっていた気がします。

 

最近は

最近は、現状でも海外勢とある程度コミュニケーションが取れることが分かったので、言語習得的な向上心はそんなに無くなりました。

ビジネス文章もChatGPTが翻訳してくれますし。

一方で、スラングやネットミームを教え合うためにある程度テンポよく話せるようになりたいなとは思っています。

特に何もしてないですが……

 

 

スマブラオフ大会 ネットワークトラブルメモ STP BPDU

はじめに

西武撃#12で遭遇したネットワークトラブルの解決メモ。

結論、会場のネットワークでスパニングツリー機能が有効化されており、持ち込みスイッチングハブのSTP, BPDUに関する機能をオフにしたら解決した。

備忘録として。

 

事象

会場用意のLANケーブルを持ち込みのスイッチングハブ(NETGEAR MS510TXPP)に接続し、 同ハブに接続した配信PCがインターネットに接続しなかった。
ハブを介さず直接会場のLANケーブルをPCに接続するとインターネットに接続した。
ハブに会場のLANケーブルを接続すると、一定時間はハブを介さずに配信PCに直接接続してもインターネットに接続しなかった。


当日行った改善点

ハブを介さず配信PCに直接会場のイーサネットケーブルを接続した。

モバイル回線から配信した。


原因

会場のネットワークはスパニングツリー機能を有効にしており、 スイッチングハブからBPDUが送信されるとネットワークが10分間遮断される仕様になっていた。

 

解決方法

スイッチングハブの設定から「スパニングツリーの無効化」「BPDU透過」を施した。

 

Windows用アプリ「Smart Control Center utility」からNETGEARのスイッチのIPアドレスを取得し、そのアドレスをブラウザから叩いて設定用のGUIを開く。

その際、アプリを動かすPCのIPとサブネットマスクを合わせておく必要がある。

 

参考:

BPDU透過の設定/NETGEARスマートスイッチ

https://beginners-network.com/netgear/smart_bpdu.html

Installation Guide│NETGEAR 8-Port Multi-Gigabit Smart Managed Pro Switch with PoE+ and two 10G Ports, Model MS510TXPP

https://www.downloads.netgear.com/files/GDC/MS510TX/MS510TX_MS510TXPP_IG_EN.pdf

 

ざっくり用語

スパニングツリーとは

ループが形成されたネットワークの中でネットワークトラフィックがぐるぐるしているような状態を防ぐ仕組み。

ぐるぐるすると帯域を食ってしまう。

参考:STP(スパニングツリープロトコル)とは

https://www.infraexpert.com/study/stpz1.html

スパニングツリープロトコルとは|「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典

https://wa3.i-3-i.info/word12410.html

 

BPDU

STPが有効なスイッチから発せられる、STPの仕組みを制御するためのデータの1単位

上で挙げた記事に参考情報が記載されている。

 

所感

西武撃#12でこのトラブルに見舞われ、後日(記事投稿日)検証の機会が与えられて解決しました。

当日は原因も分からず、ネットワークの10分間だけ接続できなくなるという挙動も分かりづらかったため、原因の切り分けが最後までし切れませんでした。

この大会はデザイナー陣がめちゃくちゃ頑張っていた回でもあったので、配信コンテンツを満足な形で表に出せなかったのはかなり悔しかったです。

とはいえ今後も引き続き使っていく会場なので、後日でも解決ができたのは良かった。

 

勉強になりました〜🐟🍣

オフ大会 ライブ配信用回線工事の流れ

こんにちは。てんぷらです。

 

オフ大会でライブ配信用回線工事をする流れのメモ書きです。

こういうコミュニティ大会ノウハウ共有系は後にどこか別の場所にまとめて公開されるかもしれません。それまでの仮置きとして。

 

経緯

中~大規模のスマブラの大会でライブ配信を行うことは、必須ではないにしろ比較的一般的なものとなりました。
イベント会場によっては光回線が利用できず、工事が必要になる場合があります。

先日2022年3月27日に開催された大会『IGNITE#1』で用いた神奈川県の会場「横浜港大さん橋国際客船ターミナル」はネット工事が必要な会場でした。

イベント用にネット工事をする際に必要な流れがスマブラコミュニティ内で参照可能な状態になっていた方が(自分の備忘録としても)便利だと思ったので記事化しました。
IGNITE#1』の際に実際に行った工程を時系列順に記します。
あくまで一般的な情報ではなく今回の会場のケースですが、大まかな流れは大体一緒だと思います。

連絡開始(3月4日、本番23日前)

NTT東日本へ電話します。 0120-116-116
NTTに連絡すると場所、目的、手続き用のアカウントの有無を聞かれます。
場所によっては回線の大元(幹線)が来ておらず、ネットを引けないこともあるらしいです。

アカウントの開設には専用のフォームから個人情報の提出を求められます。

目的としてイベントのライブ配信のため、と伝えると一般家庭用ベストエフォート1Gbpsのファミリープランを推奨されました。
諸々のオプションは外しました。

ルーター付きONUが提供されました。

https://web116.jp/shop/hikari_r/pdf/HGW_500series_man_201809.pdf

開催一か月よりは少し余裕をもって連絡しないと工事が間に合わない場合があるので、ライブ配信をするなら会場の下見の際にネット環境は調査しておく必要があります。

また、現地調査と本工事、撤去日に会場に入れるかどうかを施設側に確認しておく必要があります。

金額感としては2~30,000円程度でした。
内訳はプロバイダの回線使用料2000円、工事費用20000円、その他保障等。
NTTとプロバイダでそれぞれサービス利用料がかかります。
月額の場合と日割の場合があるようです。

各種作業の日程を決めました。
現地調査日 3/11
本工事日 3/23
イベント本番日 3/27
撤去日 3/28

必要な情報さえ引き継いでおけば契約者が立ち会う必要はなく、代理人を立てることもできるようです。


現地調査日(3月11日、本番23日前)

回線を引けることを確認する。

今回の会場はこんなかんじでネットの幹線が来ていたので、ここにONUを接続すればインターネットが利用できることが分かりました。

 

本工事日(3月23日、本番23日前)

ONUを設置し、ルータにプロバイダから提供されるIDとパスワードを入力してネットを開通してもらいます。

プロバイダから提供されたIDとパスワードを控えておく必要があります。
プロバイダ契約の書類を持って行けば大丈夫です。

 

撤去日(3月38日、本番翌日)

原状復帰の立ち合いをします。
施設側と工事業者に話を通しておけば立ち合いをしなくてもいい場合があるみたいです。

 

Twitter DM ウェルカムメッセージ設定方法 スマブラオフ大会

こんにちは。てんぷらです。

 

TwitterのDMにウェルカムメッセージを設定する流れのメモ書きです。

こういうコミュニティ大会ノウハウ共有系は後にどこか別の場所にまとめて公開されるかもしれません。それまでの仮置きとして。

 

経緯

スマブラのオフ大会運営をしていると、大会用TwitterアカウントのDM宛に多数お問い合わせをいただきます。
時期と規模にもよりますが、『篝火』の場合は大会直近の1ヶ月で80件程度のメッセージが届きました。
アナウンス方法が洗練されていないとか、ホームページが情報不足とか、暗黙の了解で成り立っていたことが新規参加者に知られていないとか、色々原因はあると思いますが、このDM個別対応は結構たいへんです。

 

勇気を出してDMで質問していただけることは十分ありがたいのですが。
シンプルに量が多くて大変ということです。
別にこれを読んでしまったからと言って、DMを躊躇わないで頂きたいという前置きを述べつつ。

 

これを解決すべく、Twitter DMにウェルカムメッセージを追加しました。
ウェルカムメッセージとは、DM欄を開くと自動投稿メッセージが表示される機能のことです。
公式アカウントに質問しようとDMを開いたら次のようなメッセージが表示され、運営にメッセージを送る前に自己解決してもらう狙いがあります。

このメッセージは自動投稿です。
篝火一般に関するお問い合わせの際はFAQ (よくある質問) を、篝火#6に関するお問い合わせの際には大会ページを一度ご覧ください。
FAQ https://kagaribi.tokyo/faq/
篝火#6 大会ページ https://smash.gg/kagaribi06

 

概要

  1. Twitter開発者アカウントを取得
  2. 開発者ダッシュボードから権限の設定と認証情報をコピー
  3. フリーソフトウェア「Postman」に必要な項目を入力してリクエスト送信

1. Twitter開発者アカウントを取得

こちらのページからSign Upをクリックし、必要な情報を入力してアカウントを取得する。

developer.twitter.com

2. 開発者ダッシュボードから権限の設定と認証情報をコピー

こちらのページからダッシュボードにて設定する。
https://developer.twitter.com/en/portal/dashboard

 

概念として、プロジェクトの中にアプリがある。
画面の指示に従ってプロジェクトとアプリを作成する。

アプリを作成したら、アプリの設定画面に入れる。
デフォルトの状態だと、アプリの機能は制限されている(ツイートの検索など)。
アプリが個別のユーザーアカウントとしての機能(DMの送信など)を持つには、追加の設定が必要。

以下はその作業。

まずは権限設定から。
アプリのSettingsページ下部からUser authentication settingsの項目を設定する画面に進む。
自分の場合、
- OAuth 1.0aをオン
- OAuth 1.0a SETTINGS > App Permissions >Read and write and Direct Message をオン
- General Authentification Settings > Callback URL, Website URLに適当なURL(大会のHP等?TwitterアカウントのURLでも良いのかも)を入力
- Save押下
これで権限設定はクリア。アプリがDMを送受信できるようになった。

アプリのKeys and Tokensページにて
- Consumer Keys > API Key
- Consumer Keys > API Key Secret
- Authentication Tokens > Access Token
- Authentication Tokens > Access Token Secret
を生成、どこかに控える。
これで認証情報が揃った。

3. フリーソフトウェア「Postman」に必要な項目を入力してリクエスト送信

公式に推奨されているソフトを用いる。
HTTPリクエストを簡単に作れるソフトウェア。

www.postman.com

developer.twitter.com

コマンドラインで慣れている人はcurl, Goに慣れている人はTwurlとかが良いらしい

認証情報の入力方法

ここの図解がわかりやすいです。

qiita.com

リクエストの作り方

ここにメソッドとエンドポイント、Bodyの例が載っています。

developer.twitter.com

ウェルカムメッセージの概念としては、
メッセージがあり、メッセージをデフォルトメッセージに追加するルールがある
というものです。

それなので、手順としては

  1. メッセージをポスト
  2. ポストしたメッセージをデフォルトメッセージに設定するルールをポスト
  3. (デフォルトメッセージを変えたくなった場合、)既存のルールを削除して別のメッセージをデフォルトメッセージのルールにする

という流れになります。

メモのメモ

  • メッセージの改行の仕方がよくわからなかった。\n でうまく改行されなかった
  • DMの仕様で、URLが2つ以上あるとサムネイルが表示されない
  • 「このメッセージは自動投稿です」のような前置きを置かないと、普通の参加者から見ると「(DMを開いたら)突然メッセージが送られてきた、何かのミスか?」といった印象になってしまう

今後は必要があれば、選択肢に応じて応答が変わるBot的なやつを作ってみたいです。
それよりは公式サイトと募集ページへの動線の強化と情報の集約に力入れたほうがいいかと思いつつ……。

スマブラ大会 配信アーカイブ 楽をしてVoD作成

スマブラの大会をライブ配信して、数時間のアーカイブ各試合の動画を切り抜いた動画(VoD)を作るカット編集作業を効率化する方法についてのメモ書きです。

 

こういうコミュニティ大会ノウハウ共有系は後にどこか別の場所にまとめて公開されるかもしれません。
それまでの仮置きとして。

 

著者はプログラムはそんなに書けないけどCLIスプレッドシートを少しだけ触れる人間です。

 

概要

1. アーカイブ動画のうち、各試合の

  • 簡易タイトル
  • 開始タイムスタンプ
  • 終了タイムスタンプ

をメモする。
YouTubeタイムスタンプ作成用のChrome拡張機能が便利。

 

2. メモした情報をスプレッドシートで整形する。

 

3. 整形したデータを元に、フリーの動画編集ソフトウェアffmpegでカット編集する。

 

1. タイムスタンプ作成

このChrome拡張機能が便利。

chrome.google.com

これを導入してYouTubeを開くと、以下のようなメモ欄が現れる。(画像はリンク先のものです)

ハートをクリックすると編集点としてタイムスタンプを作成できる。

https://lh3.googleusercontent.com/5OohjkXgAcBx-L9HJh0ytA0WA4XwifW-w5sECESDqruBScyMbVixJz-jzvK_eJGUCwKh05Nun1C3j1Zf3Jjbop5nByc=w640-h400-e365-rj-sc0x00ffffff

にじさんじWikiの便利ツールを見ていたら見つけました。

wikiwiki.jp

タイムスタンプ作成例:

1:30:00 WF Player01(Mario) Player02(Kirby)

1:45:00 

1:50:00 GF Player01(Mario) Player03(Link)

2:00:00

 

2. データ整形

上記のメモを整形する。

開始秒数、動画時間(秒)、動画ファイル名が参照できるようにしておく。

動画時間は終了秒数(s)-開始秒数(s)

 

[注意]

YouTubeの仕様で作成した0時間台のタイムスタンプは、スプレッドシートだとデフォルトでhh:mmと解釈されてしまいます。

"0:"を追加するとかで対応しました。

 

例:

19:19 -> 0:19:19

 

3. ffmpegでのカット編集

FFmpegは動画と音声を記録・変換・再生するためのフリーソフトウェアである。(Wikipedia

www.ffmpeg.org

 

コマンドラインから実行するため慣れないととっつきにくいです。
とはいえGUIでカット編集するよりも、コマンドの方が必要な情報だけスプシなりでテキスト生成して実行すれば後はPCが頑張るだけなので楽です。

 

プログラム慣れている人は全部組んでしまったほうが更に楽だと思います。

 

導入は省略。

torisky.com

 

スプシで以下のコマンド用テキストを作成するVoDの分だけ生成。※[]カッコは不要

 

ffmpeg -ss [開始秒数(s)] -i [元アーカイブの動画ファイルのパス] -t [動画時間(s)] [VoD動画のパス]

 

各コマンドは "&" で連結すると順番に実行される。
あとは待つだけ。

 

終わりに

スプシで最初のメモを整形する際に、簡易タイトルも整理しておくと動画公開時のタイトル更新作業も簡略化できると思います。

 

[近況]

最近Netflixで全裸監督、dアニメストアキラキラ☆プリキュアアラモード観てます。

今年入ってから化物語を観始めました。初見です。

篝火スタッフは何をしているのか #スマブラSP篝火

こんにちは。てんぷらです。

 

スマブラユーザー大会の篝火にて、スタッフのコアメンバーとして動いています。

 

最近スタッフに興味があると言って下さる方が身の回りに多くいらっしゃいました。
ありがとうございます。

 

そんな方々をはじめとして、大会スタッフに興味がある人やユーザー大会の裏側に興味がある人に向けて書きました。

続きを読む

#スマブラSP篝火 スタッフオフレポ 感染症対策など #スマブラAdventCalendar2020

こんばんは、てんぷらです。 

Calendarのスペル、最後 -ar か -er かいつも不安です。

 

 

はじめに 

この記事は、寝椅子さんが主催する『スマブラAdventCalendar2020』企画の14番目の記事にあたります。

クリスマスを待つアドベントの期間に1日1記事スマブラに関する記事が投稿される企画です。

前回の投稿は主催者の寝椅子さん。

neisuncircus.hatenablog.com

格ゲーみたいなキー表示をスマブラに出す為にクレイジーな電子工作をする様子が綴られていました。

 

企画参加者の記事一覧はこちらから。

 

adventar.org

ハッシュタグ

twitter.com

 

 

イントロ

さて、2020年12月13日に開催されたスマブラオフ大会「篝火」にスタッフとして参加しました。 

youtu.be

この記事では、篝火スタッフが "いま" 大会を開くにあたって取り組んだ感染防止対策について紹介します。 

 

対策について共有することで、 

・今後篝火に参加する方がより安心できるように 

・今後大会を開く方のヒントにできるように 

と思い筆をとりました。 

 

この記事中で述べる考えは、あくまで私いちスタッフの考えであって大会の総意ではありません。 

逆に、この記事であげる取り組みは各スタッフの研究と創意工夫と努力によるものです。 

今回特に誰が何をしたという話はしませんが、該当するような内容のツイートを見つけたらRT等していただけるとそのスタッフも私も嬉しいです。 

 

結構固い感じの内容になりますが、ご容赦ください。

 

経緯

篝火という大会には、コロナ禍の関東で継続的に中規模大会を開くという目的があります。 

コロナ禍にあってもオフライン大会の火が消えないよう、篝火に薪をくべ続けるようなイメージを持っています。 

そのため、感染防止対策は大会の前提であり、何よりも重要なファクターでした。 

 

感染防止対策の根拠

対策をする上で依るべき根拠がいくつかあります。

 

会場大田区産業プラザPiO 利用規約

https://www.pio-ota.net/wp-content/uploads/2020/06/3e9561a68f3b7ba03614135007e8dd98.pdf

会場が提示するルールはマストです。ここを遵守するところから始めます。

不明点など、何度かスタッフが施設担当者とすり合わせしています。

厚生労働省

本質情報が載っています。

「咳エチケットとは何か」「アルコール消毒はどういうものを使うべきか」「換気はどのように行うべきか」など。

東京都感染拡大防止チェックシート

東京の飲食店等にある、虹マークが入ったステッカーを取得するために必要な項目がチェックリストになっています。

東京都感染拡大防止チェックシート|東京都防災ホームページ

   業種別にチェックシートが別れていますが、ゲームのユーザーオフ大会であれば「イベント編」のものを使うのが適していると思います。

 

その他

クラブハウスや展示会の参加ルール・注意事項

政府・都発の情報提供

エスマTOP#4の大会ページも大変参考にさせていただきました。

smash.gg

 

 

取り組み一覧

登録管理

  • 体温の回収
  • 氏名及び緊急連絡先の回収
  • COCOAインストール
  • 人数制限

行動管理

  • マスク
  • 咳エチケット
  • 大声を出さない
  • 手指の消毒

会場管理

  • ソーシャルディスタンス椅子配置(目張り、パーティション
  • 二酸化炭素濃度測定による適切な換気のモニタリング
  • 試合毎の清掃
  • 会場備品の消毒

 

登録管理

体温

会場の要請です。

参加者は家で体温を測ってから来場することになっていましたが、忘れた人が現地でも測れるよう非接触型の体温計を用意しました。

朝出発前に体温計の写真ツイートするやつ、ちょっと流行らせたい気持ちがありました。

 

 

氏名及び緊急連絡先の回収

万が一参加者から感染者が出た場合、保健所が行う検査に資するために必要な情報です。

これも会場の要請です。

smash.ggには氏名登録欄があり、アカウント作成時にメールアドレスが必須となるため、集計しやすい環境は整っていました。

smash.ggに氏名を登録していない人には、専用のGoogle Formから記入していただきました。

Google FormのリンクのQRコードを印刷して受付に配置しました。

この情報は1ヶ月間保管する必要がありました。

 

COCOAインストール

接触確認アプリです。

こちらもDL用のQRコード(Google Play, App Store)を受付に用意しました。

f:id:temprachan:20201214233512p:plain

COCOA QR



大会から2週間経って何も通知が来ず、感染報告もなければ篝火第一回が無事成功したことになります。

あとは祈るのみ。

 

人数制限

今回の会場「大田区産業プラザPiO 小展示ホール」は、平常時の収容人数が300人の会場です。

現在は会場側の規定により収容人数が半分の150人が上限となっています。

大会参加者128人に対してスタッフが10人強、関係者(カメラマン等)を呼ぶと一瞬で150人の上限を叩きます。

 

今回キャンセル数が普段より格段に多かった(128人中55人)ことによる対応のヒューマンエラーやsmash.ggの申請人数超過もあり、最終的な選手数は133人となりました。

その節はご迷惑をおかけしました。

 

最終的な合計参加者数は148人となりました。

上限人数は万が一にも超過してはならないので、次回以降はミスを起さず機械的に参加者数を管理するフローを確立する必要性を感じました。

 

 

行動管理

マスク

皆さん着けてきてくださいました。ありがとうございます。

 

咳エチケット

これは会場の要請で、咳をする際のエチケットを徹底することが求められていました。

私はこの用語を知らなかったのですが、厚生労働省にそれ用のページが存在しました。

咳エチケット|厚生労働省

 

大声を出さない

どうしても決定的なシーンだと反応して声が出てしますことはありますが、普段より皆さんガヤなど抑えて協力してくださいました。ありがとうございます。
今回は声を出さなくても盛り上がれるような観戦グッズを用意しました。

ちなみにこのプレイヤーうちわ、素材さえあれば200円くらい(団扇100円 + A4光沢紙1枚120円)で作れます。

 

今後も引き続き参加者が大会に没入できるような取り組みを模索してゆきます。

 

手指の消毒

アルコールボトルを設置しました。

濃度や消毒液の種類については厚生労働省のページが役に立ちます。

新型コロナウイルスの消毒・除菌方法について|厚生労働省

液体によっては手が滑ってプレイに支障が出るような噂も聞くので、有識者が求められています。

 

会場管理

ソーシャルディスタンス椅子配置(バミリ、パーティション

対面なら2m、横並びなら最低は1m開けてくださいとの要請でした。

今回使用したテーブル幅が1800mmで、テーブル間200mm間隔をあければ選手間に1m間隔を開けられる計算でした。

ステージ上の対面台は2m間隔を開けています。

観戦席は1m間隔で配置されています。

 

ここはスタッフの努力なのですが、ソーシャルディスタンスを意識するべく地道なバミリが行われました。

 

 

※テープを貼ったのは私ではありませんが、この写真が好きだったのでツイートしました。

 

そういった理由から、間隔を保てない「3人負け抜けフリー対戦」は禁止とし、1台につき2人を徹底させていただきました。

 

徹底するなら選手間にアクリルパーティションを設置するなどすべきでしょうが、予算の問題や会話の少なさを考慮して間隔をあけることのみ行いました。

なお、会話が起こる実況解説席は、間隔を取った上で仕切りを入れています。

また多数の人と接触する受付には透明な衝立をDIYして用意しました。

 

二酸化炭素濃度測定による適切な換気のモニタリング

厚生労働省は、感染症予防の方法として換気を挙げています。

換気が効果的に行われているかどうかの指標として、CO2濃度を測定することが一つ方法として挙げられていました。

 

 

1000ppmを越さないように換気をすると良いらしいです。

 

現地ではCO2濃度を定期的にモニタリングしながらホワイトボードにプロットし、グラフ化していました。

また1000ppmを叩きそうになる前に換気を強化するという運用を行いました。

スタッフとしては換気の目安として大いに役立ったのですが、参加者からどう見えていたか気になっています。

 

また、下記リンクの情報は大会後に気づいたのですが、CO2モニターの置き場所としては「測定器の位置は、ドア、窓、換気口から離れた場所で、人から少なくとも50cm離れたところ」が望ましいらしいです。

今回そうとは知らず入場者から見えやすいように入り口に置いていたので、次回以降は改善されます。

https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000698848.pdf

試合毎の消毒

理想を言えば全台対戦毎に椅子等の消毒を行うべきではありますが、さすがに現実的ではありませんでした。

トーナメントの人数がある程度絞られてきたあたりから、椅子や机といった手が触れる場所を消毒しました。
ここも地道なスタッフの努力があるところでした。

 

会場備品の消毒

こちらも会場の要請で行いました。

使用した備品(机、椅子、ステージなど)は返却時にアルコールシート等による消毒を行います。

数が多いのと、物が大きいので本当に大変だったと思います。

この行程があるので、普段より早めに大会を終えている必要がありました。

 

終わりに

現実問題として、完璧な対策を行うことは難しいです。

それは予算・人員・時間の問題から難しくなっています。

 

一方で逆説的ではありますが、企業が予算の中で行うイベントに比べて、感染防止対策に拘れる余地が大きい部分もあります。

それは収益性の優先順位が低いからです。

利益を挙げるために全体の予算の中から感染防止対策の予算を決めてその中でやりくりする、といったことを考えなくて良いために、普段演出や付加価値的な部分に回す予算を丸々感染防止対策に当てて、企業でもやらないような対策を講じることができます。

 

これらを踏まえて、もし今後有志の大会を開く方々がこれを読んでくださっていたら伝えたいことがあります。

それは、上に挙げた対策をすべて実施する必要はありませんが、逆に施設や政府や自治体が開催の要件として書いていないことでも、必要があると考えれば実施して良いということです。

もちろん会場や自治体の要請はマストですが、完璧はどこまで行っても達成できない一方で、マストの対策を踏まえた上で追加の対策はいくらでもしようがあるということです。

 

有志大会は業界ガイドラインのようなものが観測範囲で存在しない催し物なので、情報共有できたら嬉しく思います。

事前に相談・情報共有くださったまえだくんさん本当にありがとうございました。

 

 

最後に、篝火第一回は12/13に終了しましたが、ここから2週間参加者から感染の報告等が出ないことを確認して初めて成功と言える大会です。(万が一出た場合は適切に対応いたします)

第二回が来年1月24日と発表され、今後も継続開催する予定ですが、継続開催には参加者一人一人の協力が欠かせません。

引き続き「手うが」よろしくお願いします。

 

改めて参加してくださった選手、事情があって参加を辞退した判断をした方々、視聴者、スタッフ、関係者の皆さま本当にご協力ありがとうございました。

またきてね!


篝火スタッフでした。

 

追伸

今回感染防止対策以外のスタッフ仕事としては、カメラ操作をしました。

 てぬへさんのカメラ。

 

 

選手をカメラで追いかけるのは始めてだったのですが、ピントを合わせ続けるのは難しかったです。

アーカイブ見直してピンボケしているのを見るのが心苦しかったです。申し訳ない。

 

また、敗者を映すのは想像以上に勇気が要ることが分かりました。

視聴者は負けた選手のリアクションも観たいだろうなとは思いつつも、うなだれている選手にカメラを向けられるほど肝が座っていませんでした。

SSC2019 Zackray vs MKLeo戦のカメラマンを改めて判断が早いなと思い知らされました。

www.youtube.com

 

 

現在は情勢を鑑みると、人をたくさん入れて声を出して熱狂を作り上げるというオフ大会の醍醐味の一つを作れない状況にあります。

その分かっこいい映像表現や照明演出、ド派手な音を出すなどといった、安全に五感を刺激できるギミッグを用意して大会に没入できる取り組みをしていきたいと考えています。

選手の邪魔にならないことが大前提ですが。

 

いずれ大規模大会が開けるようになった時に活かす意味でも、この期間で腕を磨いておきたいですね。

演出のモチベーションが高いスタッフが多いので、次回以降もっと観応えのある大会にできるよう頑張ります。

 

 

スマブラ Advent Calendar2020

この記事は、寝椅子さんが主催する『スマブラ Advent Calendar2020』企画の14番目の記事です。

クリスマスを待つアドベントの期間に、1日1記事スマブラに関する記事が投稿される企画です。

明日はCitranさんがスマブラについて思うことを書いてくださるそうです。

ゼロから始めるVIPの入り方という記事を書いている方です。

楽しみにしております!

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